1936年4月18日、東京に生まれる。54年山脇学園高等学校を卒業後、家業の婦人化粧用小物販売を手伝う。日本舞踊の習得にも励み、花柳流の名手でもある。58年、3年間の米国留学を終え帰国した松田安弘と結婚。義父・松田守弘の経営するネクタイ販売業「松田守弘商店」に入社。61年「松田守弘商店」京都店開設、京都店店長に就任した松田安弘と共に関西地区での販売活動全般を指揮する。

プロデューサー
松田 糸子
京都の伝統ある「織りと染め」の技術を導入
63年「松田守弘商店」より独立し、京都の地で株式会社マツダを設立。専務取締役として、株式会社マツダと松田安弘を支えてきた。
高級西陣織ネクタイ生地の生産拠点を有する京都で、株式会社マツダはその伝統ある「織りと染め」の技術を取り入れたオリジナルブランドネクタイのデザイン・生産・販売を一貫して手掛けるようになる。
ビジネスに国境はない
70年代からは、「ビジネスに国境はない」を信条に、業界に先駆けてグローバルビジネスを展開。イタリア・コモやフランス・リヨンなどヨーロッパ有数の織元からネクタイ生地を輸入する一方、マツダオリジナルデザインの生地の発注をするなど、各国のパートナー企業と双方向な交流を図っている。また、数々の世界的なデザイナーとライセンス契約を結び、一流ブランドを日本に紹介。日本のネクタイシーンを多彩なものにしてきた。特に松田安弘とイタリア人デザイナー ヴァレンティノ・ルディーとの信頼関係は厚く、今日のVRブランドの成功は、彼ら二人のコラボレーションによるものである。
日本ネクタイ業界の草分けである松田守弘の築いた基礎を、安弘が大きく育て、そして現在、松田糸子が守り、更なる飛躍を目指して取り組んでいる。



















